【加盟店レポート】私は『和み』、夫は内装業。どっちの経営もうまくいっています。
- 加盟店プロフィール
- 橋本 美保 33歳
在宅療養マッサージ「和み」 四国中央店
自営で内装業を営む夫と共に生活を送っていたが、将来に不安を感じフランチャイズビジネスを検討する。パートで介護経験があったことから、介護ビジネスに絞り、5社の中から最終的に「和み」を選択。2012年6月開業。 - 独立のキーワード
- 一生続けられる仕事・家族の理解・高齢者を支える
Q1 独立・企業のきっかけは?
社長から直接かけられる言葉。本部の本気度が一番感じられた。
新しいビジネスを考えたのは、夫が仕事でケガをしたのがきっかけ。高齢になっても夫婦で長く続けられる仕事がしたいと考えたのです。私がパートで訪問入浴の仕事をしていたことと、今後の市場の大きさも考え、介護ビジネスをスタートすることで二人の意見は一致しました。数ある介護FC本部の中から、まずは5社を選び、最終的に2社に絞った中から、「和み」を選びました。サービスの充実度や定額ロイヤリティといった面も魅力だったのですが、一番の決め手となったのは本部の誠意ある対応ですね。社長さんが直接出てきて、事業のことを丁寧に説明してくれたのは和みだけ。実際に施術をしている現場に連れていってくれたのも和みだけだったんです。
Q2 独立・企業のプロセスは?
月を追うごとに増えていく利用者様の数。経営に対する自信が付いていく毎日。
マンションの一室を借り、2012年6月に営業を開始しました。最初苦労したのは、やはり利用者様を獲得することです。私たちが住んでいる地域には、医療保険の適用される在宅マッサージがほとんどなく、そのため話に行っても、最初はなかなかサービスの良さを理解してもらえなかったのです。しばらくはケアマネさんのいる施設を訪問したり、個人宅にチラシを持っていくなど地道に営業活動を続けました。その努力が実を結んで、徐々に利用者様の数が増えていったのです。当初、本部の社長さんに言われたのは「地道にやっていれば必ず結果が出るから焦ることはない」という言葉。利用者様から問合せが入るたびに経営に対する自信も付いてきましたね。
今だから笑える話
背中から聞こえてきたヒソヒソ声。
ある時、老人ホームでマッサージのお試しサービスを実演していた時のことです。
無料ということを信じてもらえず、「タダと言ってるけど、後で絶対高額請求されるよ」というヒソヒソ声。
どうも新手の詐欺と誤解されたみたいで、思わず笑ってしまいました。
そのヒソヒソ話をしていたおばあちゃんも、今ではうちのお得意様。サービスの認知度が高まった今は、誤解されることもなくなりました。
Q3 仕事の魅力・やりがいは?
わずか3~500円で受けられるマッサージ。まだまだ知らない方が世の中には多い。
開業して一年が経過し、現在は月に30名の方が、私たちのサービスを利用されています。毎月5~10名の利用者様が新規に増えている状態で、かなり認知度も高まってきていると感じますね。利用者様から頂戴する言葉で多いのは、「もっと早くに利用すれば良かった」というもの。ほとんどの方が、それまでマッサージというと、タクシーで病院まで行き、保険の適用されない4~5000円という料金でサービスを受けていたわけです。それが、和みなら一回3~500円程度。しかも、マッサージ師が家に来てくれるのでタクシー代も発生しない。明らかにメリットが大きいことが認知されたことで、最近は口コミで来られる利用者もかなりの数にのぼっています。
私のON/OFF
多くの人に「和み」を知ってもらうことで、地域社会に貢献していきたいです。
現在は、夫が内装業、私が「和み」と、夫婦二人でうまく分担して経営を行っています。マッサージ師2名と事務スタッフを雇用しているのですが、今のペースでいくと、新たな人材を確保することが急務となっています。より多くの人に、こんないいサービスがあるということを知ってもらうのが私たちの目的。ゆくゆくは二店舗目も開業して、さらに地域社会に貢献していければと思っています。